建築と周辺環境の関係

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建築計画には、周辺の環境が大きく影響を与えることになります。この環境というのは自然という意味だけではありません。たとえば、大きな道路に面している場所と面していない場所では建ぺい率や容積率に違いが出てくるのです。4メートル以上の道路に面していない土地では、建築対象となる敷地の面積が減ってしまうことになるのです。また、道路にマンホールがあれば下水が通っていることがわかるので、排水設備を作りやすいといった目安になるでしょう。


あるいは、地盤の調査も重要になります。地耐力が備わっていない場所では、建築した後で家が傾いたり倒れたりといったことが起きてしまうからです。もし地盤の悪い土地を購入してしまった場合は、地盤を改良してから家を建てることになるので、余計な費用がかかってしまうのです。そして、周辺環境ということであれば、近隣の河川との高低差についても調べておく必要があります。川が氾濫した時に水が溜まりやすい地域などでは、家の構造を決める時に配慮が必要になるのです。

また、単純に環境イコール自然という視点からも建築計画を考えることも大切です。樹木が多い地域ならば、周辺住民に心理的な影響を与えていることが考えられるので、その景観を壊さないような計画でなければいけません。あるいは、省エネ対策という観点からも、断熱材や敷地内の緑化、あるいは各種設備の二酸化炭素排出量についての対策等、計画の段階で盛り込めることはたくさんあるのです。